衝撃のエヴァを語る




第拾四話 「ゼーレ、魂の座」 2004.06.21(Mon) キッズ・ステーション(04.03.05放送)


やばいね、自由な時間が膨大にありすぎ、俺の限界まで抑圧された衝動が
一気に解放されている感じだ。
いままで”サービス”に私生活時間を取られすぎ、できずにいた事が、
どんなに多かったことか!
そのせいで、自分のライフワーク(?)を忘れそうになる。
残り3ヶ月で持って来た分は「語る」尽くさないと。


約一ヶ月ぶりのエヴァンゲリオン。
オープニングを見ていてふと思った。「残酷な天使のテーゼ」の作詞家って
庵野氏じゃないじゃん。及川眠子って女性だよね。小野妹子じゃないよね(笑)?
富野監督は作詞するときは別のペンネームを使ってたけどね。
まさか、庵野氏があのヒゲ面で女性の名を語るとは思えない。
だと言うことは、「この宇宙(そら)を抱いて輝く~♪」って歌詞は
庵野氏とは関係ないのだろうか?
いや、監督なら歌詞にまで言及するだろうから、100%関係ないとは言い切れない。
だれかTRで質問したかな?


こうやって、鑑賞記をつけながら見ていると、クールの分かれ目がわかりやすい。
2クール目突入だからダイジェスト?
SEEDでもこの手法を使っていた。今となってはちょっと前の作品に分類されるエヴァ
の時代でさえ、この途中ダイジェスト制が導入されていたのかと驚いたと同時に、
庵野さんに失望した。庵野さんまでダイジェストやっちゃうんだ!と。

だが、さすがは庵野流の演出だ。ほとんど登場人物のセリフのない、
(戦闘シーンだからだが)効果音と効果的なテキスト処理(←これが庵野スタイル?)

エヴァンゲリオンと使徒の対決シーンのダイジェストを見ていたら使徒は幻ではないか?
と思えてきてしまった。深い理由はないし、実際負傷者も出ているから幻ではないので
あろうが、どうしてもシンジあるいは碇司令の夢オチと勘ぐってしまう。
(何しろ、ジャンプ黄金期にハイスクール奇面組の唯ちゃんの夢オチで衝撃受けてる
世代だからな)


>当時、地対空迎撃システム稼働率48.2%
いやぁ、個人的にこの表現はツボつかれまくり、特に今の私にとっては(笑)

途中でダイジェストやるのって薄汚いというか、ずる賢いというか。
途中から見始めた視聴者を離さまいって魂胆が見え見えだよね。
どう考えても、複雑なストーリーを整理するためにやっているとは思えない。
(それが必要なのは多分、いま放送中のモンスターだろうな。
原作コミックのファンでもある意味必要だ)
でもね、本当の名作なら、たとえ途中から見始めたとしても、
(昔なら)再放送を見ようと思うだろうし、今なら即DVD化されるからそれで見るはずだよ。
ガンダムなんて絶対このタイプだよね。
だから、庵野さんがこんな戦略(商用主義に走った?)使ったことに失望した。


>ヤシマ作戦
何だよ、ヤシマ作戦って!
綾波のエヴァが盾になってシンジのエヴァが使徒を撃った作戦をそういうの?
どこから引用してきたのか知らないが、単純な俺はミライ・ヤシマから取っただろうと
憤っちゃうわけよ。ちょっと違うけど、スレッガー作戦なら許した(笑)。


>全てはゼーレのシナリオ通り
何だよ!人類補完委員会だっけ?やはり使徒の出現・対するネルフの迎撃はすべて、
ある一部の人々による自作自演劇だったのかよ!
あ~あ~、また20世紀少年だよ。俺は浦沢直樹氏を信じるけどね。
インスパイアされるのは良いことだし。


中間ダイジェストかと思って、庵野さんに失望していた俺だが、またしても
庵野さんにやられた!どうして前半終わるときにタイトル出るの?
確かにこの回はダイジェストではあるが、それが丸々1話分でなく前半だけだと言うことに、
まんまと騙されたと思った。後半はちゃんとストーリー進行しているし。

そして、後半、綾波の自身の詩の朗読と思われるものがしばらく続いて、
また虚をつかれた感じだ。
最近の俺の指向のせいもあるのかもしれないが、この回は庵野氏の演出に感動。
全てを認めるわけではないがね。だまし加減も、騙され甲斐があるかな(笑)
俺”も”騙され慣れてるから。


エヴァってサイコミュ機でしょ?
零号機の暴走ってまさに、サイコガンダムとかの暴走みたいだよね。
フォウとかの”記憶”に苦しむのと、似ている。
いままでパトレイバーを比較対象にすることが多かったけど、
エヴァとのシンクロで綾波やシンジの心象風景(?)が出てくると、
サイコミュと関連づけてみたくなるよ。
決して、”ニュータイプ”ではないことが重要!


そういえば、TR、デジスタに続いて、「しゃべり場」にまで庵野氏は出演した模様!




第拾伍話 「嘘と沈黙」 2004.08.04(Wed) キッズ・ステーション(04.03.08放送)


「真実と沈黙」
 一ヶ月半ぶりにエヴァを見た。
やんごとなき事情により、某活動に従事していたためだが。
実際、私が某活動に従事した一端は、実はエヴァにある。
某活動(以下A/Sと略す)はそもそも、私と同志Aとの電話での雑談中に
方向性は示されたのだが、自ら本格的に創ってみようと思い至ったのは、
TR庵野監督の回を見た直後であった。
あのTRで衝撃的だったのは、庵野氏が学生時代に創ったウルトラマンのパロディーである。
私は無謀にも庵野氏にライバル心を燃やしたのだろうか?
否、創作意欲を刺激されたのだ。
 と言うわけで、いいしばらく時間が経ってしまった。
もう私に残された自由な時間は限り少ない。当初予定ではとっくに「語る」3部作は
終わっているのだが・・・。(あ~あ~、ドラクエVも2ヶ月以上放置しっぱなしだよ~!)


で、申し訳ないんですけど、やっぱりいつもの斬り口は封印されちゃってますよ、
このエヴァの展開。
今回はね、テクノロジーネタ少ないし。まぁ、ミサトの過去(心の傷?)が
少し語られたことに突っ込む余地はあるかもしれないが。


>セロ?
あれっ、シンジは弦楽器(バイオリンより大きくてウッドベースよりは小さくて、
セロ?チェロ?コントラバス?)弾けるんだ?
浅野温子が「101回目のプロポーズ」で弾いてたのと同じ?
”先生”が弾くことを勧めたって、先生って誰よ?カウンセラー?
そうそうシンジの母親の墓石が出てきたが、俺より年下じゃん(←東京弁)
1977年生まれだってさ
。 そうなんだよね、近未来の物語の登場人物ってほとんど年下だべさ(←北海道弁)(笑)
野明も遊馬も年下だし、ミサトやリツコは俺よりも年上だと思っていたのに
「三十路前に」って言ってるからタメ年かと思ったら、そういう問題でもなかった(笑)
って言うか三十路前に一佐は凄すぎるだろう。ジオンの将校じゃあるまいし!


>セントラル・ドグマ
何あれ?
裸の綾波がガラス製の液体タンクに入ってて。バクタタンク(引用スター・ウォーズ)or
フリーザ達の宇宙船にあった治療タンク(これの元ネタがバクタタンクだろうに!)?
それともZZのプルのように、クローンでも創ってるのか?
あれ?シンジの”綾波雑巾絞る姿=お母さん”説、シンジの母命日&墓参りネタ、
から察するに綾波って死んだシンジの母親のクローンじゃあるまいな?
完全なクローンとは行かないまでも、遺伝子を受け継いでるとか。
まさかコーディネイター改めコーディネイティッド?
そうすると、碇司令が綾波にこだわっている理由も説明できそう。


さて、加持がネルフであると同時に政府の特命を帯びているというのは、
ここにきてタルミがちなストーリー展開に緊張感を与えていて結構だが、
さらに(大方予想されたが)碇司令やリツコがミサトに隠し事をしていたというのも、
次回への興味を注がせてるね。
って言うか、どうして最後盛り上げて終わる(過度の期待を抱かせる)ことが多いのだろう?
これが庵野流のテクニック?

ちなみに、庵野流のテキスト多用に影響受けてしまった情けない俺・・・。





第拾六話 「死に至る病、そして」 2004.09.10(Fri)-12(Sun) キッズ・ステーション(04.03.09放送)


>内罰的(ないばつてき)
アスカがシンジの性格に対して感情をぶちまけるときに使った言葉。
ドイツ育ちの中学生が知っている言葉か?それともドイツ語あるいは英語(この時代の公用語?)
で言ったのだろうか(笑)?
それにしても難しすぎる。
はっきり言って、現在28歳10ヶ月の私は、恥ずかしながらこの単語の意味を知らなかった。
手元にある、電子辞書に内蔵の広辞苑(第五版)で引いてみた。
「(心)思うようにならないことや困ったことが生じたとき、
自分の責任と考える傾向。自罰的。←→外罰的」
ついでに、外罰的の意味は、
「(心)思うようにならないことや困ったことが生じたとき、
自分以外の人のせいにしようとする傾向。他罰的」

ふ~ん。どちらの意味もよくわかる。ただ、それらの思考を内罰的・外罰的と
言うことを知らなかった。こういうセリフ回しが、庵野氏言うところの「衒学的」
なのであろう。
さて、普通の人って内罰的・外罰的どちらなのであろうか?
欧米人や他国の人はわからないが、日本人はどちらにも属すのでは無かろうか?
「自分の責任」と考える向きは、例えばテスト(試験)の成績が悪いのは
自分の勉強が足りなかったからだと自分のせいにしたり。
かと思えば、今日調子が悪いのは朝の電車が遅れていたせいだ、
と第三者のせい=外罰的に考えたり。
俺は、こういう哲学的知識に乏しいのだが、すくなくとも自分に関しては
時と場合により内罰的であったり、外罰的であったりしていると思う。
自分一人の思考スタイルと大多数を同じく考えるのは危険だが、
ここでアスカに「内罰的」と言わせているのは、やはり世の中に「内罰的」という
方向にだけ偏っている人間は珍しいと言うことか。


>アンビリカルケーブル
あ~、俺は国語・哲学の知識に乏しいだけでなく英語の語彙も乏しかった(笑)
同じく電子辞書内蔵「研究社 新英和・和英中辞典」より
umbilical[形]1へその;へそ上の 2へその近くの
        3(へその緒でつながれたように)密接な関係の(ある)

ふ~ん、背面に接続口があって、まるで尾のようでもアンビリカルケーブルなんだ。
テールケーブルじゃないの(笑)?
冗談、冗談。最近、よく仕事上もこの単語聞いてるし・・・!
専門用語にあわせたんだろう(笑)、まさに衒学的の最たる例。


パイロットの知識はついていけてるの?
今回の使徒の作り出した空間をリツコが説明するのに「虚数空間(?)」と表していたが
(これも衒学的演出だろう)、その空間からの初号機(シンジ)の救出が
不可能に近いと言うことをアスカは「そんなのどうしようもないじゃん」と言い放っていたが。
何が凄いって、中学生が「虚数空間」とか「別宇宙」とかいう難解な説明を
理解してしまっていること!
エヴァのパイロットにはエヴァとのシンクロ率や操縦テクと同等かそれ以上に、
高度な専門知識が要求され、それさえも彼らは体得しているのだろうか?
それとも、(演出上)ただ単にアスカ自身を衒学的に賢そうに見せているだけで、
このアスカのセリフは「デマカセ」なのだろうか?


>ミサト「碇司令やあなた(リツコ)がそこまで初号機にこだわる理由は何?
     エヴァって何なの?」
>リツコ「あなたに渡した資料が全てよ」
シンジの命よりもエヴァの機体そのものに執着しているリツコを
平手打ちした直後のミサトのセリフ。
鑑賞スパンが長くなってしまい、前の回までのエピソードがうまくリンクしてこないが。
どうもエヴァンゲリオンっていう兵器のメカニズムには、だれかしら生身の人間を
犠牲にして感情あるいは人格が移植されているように思うのだが。


夕暮れのローカル一両編成の電車
虚数空間で、エヴァの生命維持系の限界が近づき、もうろうとした意識のシンジが
見た幻想(夢?)。夕暮れの中を走る、昭和時代の遺産のような木製床を備える一両編成
(と思われる)ローカル線の中で、今のシンジと幼少期のシンジが向き合っている。
この車両風景を見て、「千と千尋の神隠し」の同じようなシーンをイメージした。
千(あっちの世界=幻想の世界、での千尋)がカオナシと共に同じような電車に
乗っているシーンだ。
何だろう、心象風景としてこういうシチュエーションは定番なのだろうか?


>第一の使徒をコピー?
何それ?
使徒って何なんだよ!エヴァは使徒のコピーを人間系が制御した形?
その制御系を司ってるものが人間の意識を移植した物では無かろうか?


怪獣物か
使徒の作り出した別宇宙(異次元?)から脱出してきた、シンジの初号機。
その様は、血まみれのように赤い液体に覆われ、まるで怪獣か悪魔のよう。
碇司令・リツコ、加持等のこれまでのセリフから、エヴァンゲリオンという兵器
そのものの存在も怪しく受け取れる象徴的場面だと思う。
庵野監督の意図的演出だろうが。


>レイやシンジくんがエヴァの秘密を知ったら、許してもらえないでしょうね。
リツコが碇司令に言った言葉。
このセリフからは当然、隠されたエヴァの秘密を知りたいという欲求を
受け手である視聴者に芽生えさせているが。
俺的に気になるのは、アスカという名前がないこと。
シンクロ率の高さからシンジ、そして碇司令の極端までな綾波への肩入れ、
これらからやはり生物工学的にエヴァンゲリオンとこの二人のパイロットには
密接な関係があるように思える。だからこそのリツコのこのセリフなのだろう。
ところで、以前の回でミサトとアスカが温泉(?)につかりながら語っていた
シーンを思い出すと、アスカの”過去”をミサトは知っているというものであった。
生物工学的に繋がっていると考えにくいアスカであるが、アスカもまた特異な条件を
有する者なのであろうか?


>そう、良かったわね。
使徒の作り出した空間に閉じこめられていたシンジの、潜在意識下での幻想か、
死を目の前にしての走馬燈か・・・で、シンジの母親がシンジにかけた言葉。
そして、助かったシンジが病室で目覚めた後の綾波との会話後に綾波にかけられた言葉。
いつだかの回の碇司令の「レイは特別だ」的発言を鑑みると、
どうもシンジの母親(=碇司令の配偶者)と綾波との間になんらかの関係があるのではと、
勘ぐってしまう。
綾波の年齢的に母親そのものであるとは考えにくいので、死んだ(とされる?)
シンジの母親の遺伝子を次ぐ者、最悪はクローンで、またはDNAを移植されたものであろうか?
やばい、これではコーディネイティッドだ。


>FLY ME TO THE MOON
俺は、趣味とは言え一連の「語る」活動をするにいたり無知すぎの様な気がしてきた。
エンディング曲ってジャズの名曲だったのね。
夏(関東は未だ残暑厳しく夏の名残を恨めしく思っているかもしれないが、
北の地はすでに秋なので)の盛りに、CMでこの曲が聞こえ「何?」と思って見ると、
元SPEEDのHIROの新アルバムのCMだった。
えっ?HIROってエヴァファンだったの!と驚いたのだが。
すぐさまwebにて検索したところ、真実(?)を知ったのだった。
どうりで、一番最初に聞いたときに抱いたイメージがルパン三世(赤ルパン)の
エンディング曲に近いと思ったわけだ。




第拾七話 「四人目の適格者」 2004.09.14(Tue)-16(Thu) キッズ・ステーション(04.03.10放送)


さーて、エヴァも後半戦突入してきたでしょ(全何話か把握してない)
四人目の適格者ねぇ。前回流れた予告編から、大体誰だかは予想ついちゃったんだけど。
予備知識無いつもりで見始めたエヴァンゲリオンだけど、遮断しても遮断しきれない
情報からパイロットは3人だと思っていた。
すなわち、シンジ・綾波・アスカだ。(パイロットと書いているが、これで呼称は
あっているのだろうか?)
実は、ビックカメラ札幌店を散策していたとき、偶然エヴァンゲリオン(兵器の方)フィギュア
を見かけ、黒っぽい機体で、参号機だとかパッケージに書いてあり、
それはきっと劇場版に出てくる物だろうと推測していたのだが。
オリジナルのTV版ですでに出てくるんだ。


冒頭、ミサトへの尋問
前回、初号機が使徒に捉えられたことに対するネルフ上層部の監督者ミサトへの尋問だが。
これって劇場版パトレイバー2で、南雲隊長が警視庁上層部に尋問される場面
(その直後の後藤隊長の切れるシーン含む)にそっくりだ。


>ディラックの海
前回、シンジの初号機が取り込まれた虚数空間・別宇宙を称してリツコが言ったもの。
またまた、電子辞書版「広辞苑 第五版」にて調べる。
ディラック[Paul Adrien Maurice Dirac]
イギリスの理論物理学者。量子力学の建設者の一人。
相対論的量子力学・量子統計力学などに貢献。理論物理学の展開に強い影響を与えた。
ノーベル賞。(1902~1984)

次に同じ電子辞書内蔵「百科事典 マイペディア」より
ディラック(1902-1984)英国の物理学者。
量子力学・素粒子論の建設者の一人。
ブリストル大学で電気工学を学び、ケンブリッジ大学で新しい統計力学(フェルミ=ディラック統計)
を展開(1926年)。ハイゼンベルクのマトリクス力学とシュレーディンガーの波動力学が
発表されると、変換理論により両者を統一、一般的な量子力学に体系化した。
1928年放射状の量子論、相対論的量子論を展開、後者により電子のスピンの存在を
説明するとともに空孔理論を唱えて陽電子の存在を予言した。
1932年ケンブリッジ大学教授。1933年シュレーディンガーとともにノーベル物理学賞。


難しい。ただわかったのは、でっち上げの固有名詞を使ったのではなく、
実在の物理学者の名前を冠してそれらしくした物(と思われる)。
だって、使徒なんて実際には居ないし、虚数空間なんて理論物理学の世界では議論されてるの(笑)?
理学系ではなく工学系なのでこういう知識にも乏しかったりする・・・?
これも庵野流衒学的演出とみた。


”さんごうき”と”よんごうき”
やっぱり、正式表記は参号機であろうか?四号機は「四」で良いんだよな?


>碇司令「レイあがって良いぞ」
>綾波「はい」
>碇司令「食事にしよう」
>綾波「はい」
>(碇司令を背後から睨むリツコ)

バクタタンク(注:スター・ウォーズで傷ついたルークが浸かっている円筒ガラス張りのタンク。
同様の物はドラゴンボールにてギニュー特戦隊の宇宙船にも設置されている)のようなものに
浸かっている綾波。
そのタンクの上には脳味噌を模したかのような配管が巡らされている。
何だこれ?明らかに上記で例に出したタンクとは使い道違うよな?
平然と綾波と会話を交わした碇司令を睨むリツコも不気味だ。
どう考えても怪しいよ。
綾波そのもの(単体)もそうだが、碇司令との組み合わせも。
加持・ミサトに対して、碇司令・リツコ側は確信犯的な秘密を握っているが、
この共犯者二人、碇司令とリツコの溝も気になる。


>リツコ「候補者を集めて保護しているのだから。」
フォースチルドレンの候補者(?)を見つけ出すにあたってのリツコのセリフ。

<閑話休題>
エヴァンゲリオンの号機番号と適格者の通しナンバーがズレていてまぎらわしい。
初号機の前にプロトタイプ(零号機って言うんだっけ?)があるからおかしくなるんだよね。
<閑話休題・終>

さて、リツコの言葉だが。つまりは、第三新東京市にあるシンジ達の通う学校の生徒は、
元々そこに住んでいたわけではなく、意図的に集められたと言うこと?
う~ん、確かに避難場所(?)的に新造された都市だけに、大半は移民者な訳だろう
(ん?サイド7か、<笑>?)。
その移民者(=難民?)を移し住ませる時に、すでにエヴァンゲリオンの搭乗者として
素質のある者を集めていたと言うことか。
なんたる設定!
第一話など初期の話を完全に覚えているわけではないので、なんとも言い難いが。
あの中学に通う連中は皆、子供達だけで暮らしているんだっけ?
まったく、ニュータイプ研究所じゃないんだから(笑)!
強化人間作ってるわけではないんだろうけど、恐ろしいよね。
ってことは、あの兵器オタクの眼鏡君も学級委員長の女の子も候補者だってこと?
変なの~!
これなら後ヅケで「ニュータイプ部隊」と言われたホワイトベースの方がまだ良い。
ホワイトベース隊は”偶然”集った設定だが、”必然”集められた第三新東京市の
中学校の生徒達よりも、物語として嫌味がないよ。


ビーカーに入った水と、薬
綾波の部屋の殺風景なのはわかるが・・・。
無造作に置かれたビーカーに入った水と、そのすぐ脇に置かれた医者の薬は何だ?
エヴァに乗ることにより生ずる肉体的・精神的苦痛を緩和するためのものであろうか?
変にSEEDなんて見てしまっているから、あのコーディネイティッドの仮面男が苦しみ
のたうち回って、薬を飲んでいたシーンを思い出す。
嫌だよ~、2015年のコーディネイティッドなんて!


>綾波「ありがとう、感謝の言葉、初めての言葉、あの人にも言ったこと無かったのに」
>(落ちて割れた眼鏡のクローズアップ)
溜まったプリントを届けに綾波宅を訪れたシンジとスズハラ。
ゴミが散らかり埃の溜まった殺風景なその部屋に慣れているシンジはおもむろにゴミを拾って
袋に詰めていると、綾波が帰ってきた。
そこでシンジがゴミだけ集めたと告げたとき、頬を赤らめ綾波の口から「ありがとう」
という言葉が。
シンジ達が帰った後、ベッドにうつ伏せに横たわりながらその言葉を反芻する綾波の言葉(思考)
ますますわからなくなってきた、シンジ・綾波・碇司令の三角関係(笑)
綾波は碇司令とシンジに同じ空気を感じているのだろうか?
碇司令のみに心(のみか全て?)を許す綾波は知らずのうちに、息子であるシンジからも
碇司令と同じ波動(?)を感じて心を開いてきているのだろうか?
だとして、その最上位に来るはずの碇司令へよりも先に、シンジに感謝の言葉を使った
と言うことは、その優先順位が崩れ始めているということだろうか?
そこには同世代への恋愛感情でも働き始めている?
とすると、私がこれまでに勝手に推測してきた、シンジの母親←→綾波の相関関係
(何らかの血縁関係か遺伝的関係、より高度なコピー=クローン説)が崩れてしまうが。
まぁ、この項を読んでいる物好きな面々はすでに答えを知っているのだろうから、
笑って読み流して下さいませ。


<以下、加持とシンジの会話。場所を変えつながっている>
(ネルフ本部。休憩コーナーにて)
>加持「たまにはどうだ、お茶でも?」
>シンジ「僕、男ですよ」
シンジ君、頭の回転早いじゃん。笑いのセンスあるね。

(場所を変え、地上?にて)
>加持「そうだ、一つ良い物を君に見せよう」
>シンジ「スイカ・・・、ですか?」
スイカ(スイカそのもの、あるいは成っているスイカ)を見たことがないのか、
この時代の子供達は?
>加持「あぁ、かわいいだろう?みんなには内緒だけどな」
植物を栽培するのを禁じられている?
いや生物全般を育てる・飼うことを禁じられている?
いや、それはない。ミサトはペンギンを飼っているし。ならば・・・?
やはり植物、特に作物か?
完全に支配された世界?>第三新東京市
この世界こそ、俺の専門(=卒業研究)だったCELSS(Controled Ecological Life
Support System)か?
>加持「何かを作る、何かを育てるのはいいぞぅ。いろんなことが見えるし、
    わかってくる。楽しいこととかな」
何かを育てたことないしな、俺は。小学校の時に朝顔、ひまわりを育てたっけ・・・。
何かを作る?or創る?造る?
まぁ、確かにいろんなこと見えてくるよ。わかってくるかどうかは未知だが。
楽しいこと?
「ものをつくる」こと自体は楽しいけど。何も制約がなければ特に・・・。
>シンジ「辛いこともでしょ?」
あぁ、辛いことばかりさ。
楽しいことはわずかで、ほとんど辛いことさ。
楽(らく)して楽しいことなんてほとんど無くて、大半は辛くてつまらない。
辛いけど楽しいってことは実行中には認識できなくて、辛かったけど楽しかった、
という過去形なんだよね。
>加持「辛いのは嫌いか?」
>シンジ「好きじゃないです」
そんなさ、辛いの好きな奴いるわけ無いじゃん、加持さん!
それとも、”子供”シンジをおちょくってるの?
>加持「楽しいこと見つけたかい?」
>シンジ「・・・」
楽しいことねぇ・・・。
楽しいことはあるだろうけど、即答できないよね。
例えば、「語る」のは楽しいけど、それを公言できるか?って言われたら広言はできないよ(笑)。
あと、この言い回しって、昔NTTのタウンページのCMで金城武が
「捜し物、見つかった?」と言っていたフレーズに似ている。
同じ時代の作品か?
>加持「それもいいさ、けど、辛いことを知ってる人間の方が、それだけ人に優しくできる。
>   それは弱さとは違うからな」
人は悲しみが多いほど、人には優しくできるのだから~♪/贈る言葉からの引用か(笑)?
いや、俺はこの回を見た直後「贈る言葉」を聴きたくなったぞ。
<加持とシンジの会話への意見終了>



どうして一言もフォースチルドレンは鈴原だと断言するセリフなりカットが無い?
どうして周り(リツコ・ミサトの言動、加持・アスカの絡み)から攻める?
ま、こういう演出もありなのだろうが、丸々一話使って、視聴者に99.99%近い
推察はさせておくが断言はしていない。ちょっと消化不良の気分だよね。
校長室に呼ばれて以降、教室に戻るシーン、放課後のシーン(焼却炉の前、
夕暮れの教室で昼飯を食べながらの委員長との会話、バスケのシュート)と
鈴原の心理描写はうまいけどね。


どうしていきなり委員長のスズハラへの想いを描く?
いくらフォースチルドレンが鈴原だと暗に視聴者に示すためとはいえ、
今まで委員長の鈴原への気持ちを描いてこなかったのに、急にこの回になって描くのは、
あまりに取って付けたようで頂けない。
恋愛ドラマなんて描くことに主眼をおいてない富野御大ですら、
ハヤト→フラウの感情はそれとなくシリーズ序盤から描いていたし。
フラウの気持ちがアムロからハヤトへ移っていく様子も徐々に表されており
非常に感情移入しやすかったんだけどね(笑)。
委員長の想いの表現はいきなりすぎだよ!


それにしてもエヴァンゲリオンは良くも悪くも凄いよね。
衒学的という庵野監督の手法に踊らされているのかもしれないけど、色々考えさせられるよ。
帰宅途中に闊歩しながら「俺は内罰的か外罰的か」なんて考えてみたり(笑)。
俺の日常を確実に蝕んでいる・・・。




第拾八話 「命の選択を」 2005.01.20(Thu)-21(Fri) キッズ・ステーション(04.03.11放送)


作り上手いな!<前の回
あいだ空きすぎたから、復習(?)に見返したんだけど。
前回語ったときは、いつもの調子で叫んでるけど、これってホントは庵野さんの
演出のうまさを認められないが故に、酷評していたのかも(火暴)
認めたくない、認めたくな~い。よしっ、復活!
どこまで見たか探したり、確認したりで見たくもない(?)SEEDの映像も見たりで、
(一枚のDVD-RAMに交互に入っている)
気持ち的には、全盛期に戻ってきたぞ。(何の?)
あ~あ~、当時(スカパー録画当時)って、キッズステーションの売りはエヴァ&SEED
だったせいか、CMにSEEDが必ず流れている!

ミサトさんの軍服(軍隊じゃないか?)って、特にベレー帽っぽいのって、
ティターンズっぽいよね。っていうかエマさん?
ベレー帽で制服って言うと、ティターンズ時代のエマさんの象徴的な姿だよね。
気持ち的には、すでに祝Zモード
20周年と言えば、一太郎も20周年らしい。


ミサトが松代の実験場(?)で参号機の起動試験をすると言うことで、
お守(もり)にやってきた加持さん。シンジと布団を並べて寝ているのだが、お約束通り、眠れず(?)
会話が始まった。

(略)
>シンジ「この頃わかったんです、父さんのこと色々。仕事のこととか、母さんのこととか。
>     だからぁ・・・。」
>加持「それは違うな~。わかった気がするだけさ。人は他人を完全には理解できない。
>   自分自身だって怪しいものさ。100%理解し合うことは不可能なんだよ。」

これは、この会話は、ニュータイプへの挑戦ですか?
いや、ニュータイプという概念そのものよりも、富野御大への挑戦状だと思えてならない
(ひいてはルーカスへの挑戦状か?)
だからこそのトップランナーでの「エヴァを潰す」発言に至ったのではと俺の気持ちは
盛り上がってしまう。
簡単に言うと、ここで加持に言わせているのは、
シンジをはじめエヴァンゲリオンのパイロット達は「普通の人間」ということで・・・。
だから、同じ少年でもニュータイプという特異要素で物語を作ったガンダムに
暗喩的に挑戦状を叩きつけているとしか思えないのだが。
「普通の子供が操る兵器vsNTの少年少女が操る兵器」


いつのまに、委員長(ヒカリっていうのか)とアスカって仲良くなってたんだ?
綾波が孤立(を好む)するのはわかるんだけど、アスカもどっちかと言ったら綾波と
正負が逆で孤立してると思ったのだが(絶対値が同じと言うこと)
このあたりの学園生活の描写が物足りないよね。もっとしっかり描く時間があれば、
人間関係でもっと厚みのある世界を構築できただろうに。
例えば、前回いきなり現れたヒカリのトウジへの好意の表し方とか。
あっ、でもエヴァでちゃんとした人間関係が成立してしまったら、
きっとこの「居心地のいい世界(by庵野監督)」は存在しなくなってしまうのだろうな。


松代の監視モニター室(勝手に命名;ミサトやリツコの居る部屋)に
テム・レイみたいな男が居るぞ(笑)!


プラグ潰しちゃったの?
(参号機のエントリープラグをダミープラグに制御された初号機が潰した!)
冗談だろう?
反則だろう、この手のアニメとしては。
エヴァンゲリオンの初回放送って夕方?今みたいに深夜アニメが全盛だったり、
あるいはOVAの手法としてはプラグ潰しも許されるかもしれないが・・・。
(注:プラグ潰し=子供の死)
リュウは軍人として死んでいったからね。アムロを助けるために。
ミハルの死だって、スパイ行為という後ろめたいことで(幼い弟・妹を育てるためとは言え)
生活費を稼いだことへの、償い的にカイを手伝おうとした結果であり。
何もしていない「少年」をいとも簡単に潰してしまうなんて!

それにしてもなぁ。夕日の差し込む台所で料理雑誌見ながら楽しそうに弁当構想練ってる
委員長を描いちゃうなんて。よくある死の暗示?最悪だよ。


最悪だ。前回分をベタ褒めしたの、撤回!
これがエヴァのダークな部分へのプロローグか・・・?
暴走した初号機が、使徒に乗っ取られた参号機を食いつぶしているグロいシーンとか。
なんだよ、生物兵器かよ。有機物・・・?



で、結局、トウジは生きてた・・・の?
シンジの絶叫で終わるんだ・・・。
「マチルダさん、マチルダさん、マチルダさん、マチルダさ~ん」
のアムロの悲しみの絶叫で幕を閉じるのよりも、最悪だよ。
これがエヴァンゲリオンの正体なら、俺はダークサイドに落ちることもあるまい。



後味の悪さと言ったら、Zも相当なものだったが。あれはZZに救われたからな。
まぁ、まだ最終話じゃないからエヴァンゲリオンは。
と、ちょっとは希望を繋いでみる・・・




第拾九話 「男の戦い」 2005.02.10(Thu) キッズ・ステーション(04.03.12放送)


苦痛な日こそ、それ以上の苦痛を味わって、昼間の苦痛を忘れる。
すごい、ダークサイドに墜ちたジェダイのような鍛錬(笑)
と言うわけで、3連休の前日に仕事で散々振り回され、体力的・精神的に参っている今日こそ、
「語る」日和なのです。
今日あたりは、(録画の順番的に)種かな~と重い気持ちのままた帰宅し、
今朝のsakusakuをチェック後、一年前に録り溜めたRAMをチェック!
ラッキー(?)、今日はまだエヴァンゲリオンだった。
とは思いつつも、前回は最悪に後味の悪い終わり方だったんだよね。どうしよう?
最悪の次は、少しは良い方向になってるかな・・・?


夕日の電車
また夕日の当たる電車の中だ。床が木だし。かなりローカルっぽい。あるいは昭和?
「千と千尋の神隠し」で千尋とカオナシが乗る電車のシーンを彷彿させるよね。
まさか、宮崎監督はエヴァを見ている(笑)?


>弁当
おっ?まだトウジと委員長ネタ引っ張る?でもダメね。
やっぱりハヤトが負傷してホワイトベースに帰ってきてそこにフラウ・ボウが
付き添ったようでなくちゃ。
あれはフラウ・ボウがアムロ→ハヤトっていう気持ちの推移というか、
アムロは特別な人だから的フラウ・ボウなりの悟りが見て取れて、
そこに哀愁というか悲壮感(?)が漂っている訳よ。


>先生のところへ返ります
この世界(第三東京市だっけ?)外でのシンジって何かの先生の元にいたの?
単純に考えると精神科医?あるいは深~く考えると弁護士か?
学者の先生?単純に学校の先生?
とにもかくにも母親を亡くし、父親はネルフの幹部(?)な訳だから、
保護者代わりなんだろうな。こっちの世界ではミサト。
ん?では綾波には里親はいないのか?彼女だけ一人暮らし?
いや、待てよ、候補生はみな親は居ないのか?家族が居ても兄弟だけ?
ん~よくわからない世界だ。
クローズドな世界の孤児(?)でジャブローの託児所を想像してしまった(笑)


>セミの声?
どうしても庵野さんの演出を気にしてみてしまう。
セリフ回しが衒学的なのはよ~くわかったのだが。気になるのはセリフがないところの描写。
人がいると誰かはしゃべっているので、(人が居ない場合は)必然的に風景描写が多いと思うのだが。
舞台設定が夏のためか、セミの声が多いよね。そして、よく夏を表わせていると思う。
何気に、アニメ(マンガ)の季節設定って重要だよね。
パトレイバーの晴海埠頭グリフォン事件は完全に冬だし、廃棄物13号は夏だし。


>綾波「私が死んでも代わりはいるもの」
自爆を覚悟する綾波。神風特攻隊、いやそれ以前から日本人の美にあることなのだろうか?
その犠牲精神は良いとして。
綾波の言う「代わり」とは誰のことだろう?少なくともアスカではないだろうな。
トウジをはじめとするその他の候補生?それともシンジが戻ることを期待し、予期してる?


ゴッグだ!!!(火暴)
あれ?こういうネタ書いて良いのかな(笑)
ちょっと前に流行っていたMADアニメ「ゴッグ最強伝説」の元ネタじゃん、この回って!
そうか、かたくなにエヴァンゲリオン否定していても、ネット系のネタで
一部でも見てたんだね・・・。いや、これを教えられたときも初めは頑なに拒否していたよ、見ることを。
でも憂鬱な気持ちで見たそれは、我らが(?)ジオン軍のゴッグが不可解なエヴァンゲリオンを
コテンパンにやっつけていて快感だったんだよね。
う~ん、それにしてもアスカも不思議なキャラだな。どうしてトウジとか委員長に
スポット当てちゃって、アスカを掘り下げないんだろう?一応パイロットだろうに。


カイだ!アムロ!
シンジがさ、破壊された防空壕(シェルタ?)を出て逃げる際に、
使徒とエヴァンゲリオンの戦闘を目の当たりにして「もうエヴァには乗らないって決めたんだ」
と言っているのを見て、あれっ?それってカイじゃん!と思った。
ベルファスト基地で下船を宣告し、ミハルの家を訪問した後のカイ。
ホワイトベースの戦いっぷりを気にしてしまったカイ・シデン。
まぁ、アムロってのは蛇足というか。そう言えば、アムロも脱走していたなと。
でも、あのシンジの背中はカイのそれにダブったんだよね。


>「彼女が目覚めた?」
リツコの言葉。一瞬、彼(=シンジ)の言い間違いでは?と思ったが。
そうか、誰かの(リツコの母親)の脳が移植されていたんだっけ、と思ったが
それはネルフのホストコンピュータだっけ・・・。
え~、やっぱりエヴァンゲリオンって兵器でなく有機物、生き物なの?


>使徒を食ってる
ミサトさん、言葉遣い悪いよ!!「食ってる」なんて。
おっとこのコンテンツの趣旨と突っ込みどころが違ったか(笑)
そうだよ、「食ってる」という擬人化からしてやっぱり生き物だよ。
いやいや擬人化という表現よりも、生物そのものかよ~


>S2器官(機関?)を取り込んでいる?
エヴァンゲリオンもそうだけど、使徒はそれ以上に訳わかんないよね。
あんなに毎回色んな形にしちゃって、色んなフィーチャーがあって、
どう落とし前つけるんだろう最後に。


>拘束具?
出たよ。なんだよ、本来の横暴さを締め付けているという拘束具って。
やっぱり機械的(電気的・ソフト的)に制御できない生物なのか?
あれ。ちょっと待って下さいよ。どこかで似たような設定が。
そうそう、グリフォンだ!グリフォンはシステムに負荷がかかりすぎるから、
敢えて「安定モード」で運用してるんだよ。
グリフォンは完全に機械仕掛けのレイバーだが。
ということは、エヴァンゲリオンも拘束具を外すと攻撃力や運動性能がますが、
その反面システム(肉体)への付加がでかくなる諸刃の剣なのだろうか?






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